自分の過去を振り返って面接対策してみる

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ねねです!

今回はちょっと前にいただいた質問について、私が実際にやっていたねね流の面接対策を紹介します!

「書類は通るけど面接で落ちてしまう」とありますが私もまったく同じでした。自分なりに振り返りをして臨むもののぜんぜんうまくいかなくて心が折れるのも経験済み(泣)

無職になってから転職活動していた状況もこの方と同じで、もう一生ニートかもしれないと心が折れたときにあるエージェントと出会って、やっていただいた面接対策で流れが変わって今の会社にも入ったので、そのときの考え方について書きます。

面接対策で聞かれる定番質問っていくつかあると思いますが、すべてにおいていちばん大切なのは「一貫性のあるストーリーと納得感」です。

新卒就活したとき、もっといえば幼少期や学生時代から今に至るまでの決断とその背景、それを踏まえて今後どうしていきたいのかですね。

この「今後どうしていきたいのか」が転職理由や志望理由になってくるってことです。

目次

ねねの経歴紹介

自分語りのようになってしまい恐縮ですが、具体例があった方がわかりやすいと思うので私の場合をめちゃめちゃはしょりながら紹介します。

ここから私の話をするよーーー

新卒就活時代

大学4年の夏頃まではメガバンクや不動産、商社あたりの一般職志望で、内定ももらえていました。

普通新卒就活のときって、業界研究、企業研究をしてから書類、面接に臨むじゃないですか。

私は逆だったんですよね。女子大だったのでそのあたりに進むOGが多くて特に志望理由もないまま受けてしまい、実際に決まってから「自分が入る業界、企業はどんなところなんだろう」って調べ始めたんですよ。

で、調べれば調べるほど「ここには行きたくない」「自由な社風なところがいい」という思いが強くなって4年の秋頃から就活を再開しました。

じゃあなんでそんなお堅いイメージのところばっかり受けていたんでというかんじですが、もう早く就活終わりにした一心で当時は何も考えてなかったですね(泣)

もう有名大手やその子会社のようなところは残ってなかったですが、大手思考でもなかったのでそこはそんなに気にならなかったです。

そんな経緯もあって、表向きは「成長したい」なんて言いながら新卒では4年の冬頃に内定したITベンチャー企業に入りました。

ITベンチャー時代

入社してからは長くなるので細かい内容は省きますが、社内ニート、SaaSの既存営業、メディア営業、SaaSのインサイドセールスをやりました。

SaaSの既存営業では9割上長のサポートのおかげではあるものの、顧客と関係値を築いて当時の事業フェーズにしては大きな受注もできて、忙しくて大変なこと多々もありましたがその分やりがいもありました。

その後会社都合、自分都合含めて何度か異動もした後、最後にやっていたSaaS営業のインサイドセールスがほんとうにおもしろくなく、やりがいもなく、退職する決定打となりました。(インサイドセールスに従事している方いらっしゃいましたらすみません!個人の意見ですのであしからず!)

知らない方のために簡単に説明するとSaaS営業には主にマーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスの4つに分かれています。

マーケティングは集客、インサイドセールスはマーケティングが集めてきた見込み客に電話やメールでアプローチしてアポ取り、フィールドセールスはインサイドセールスが獲得したアポをして契約してくる、カスタマーサクセスはフィールドセールスが契約してきた顧客の対応をします。

インサイドセールスでやるアポ獲得って、基本電話で10分程度なんですよね。それでやっと取ったアポをやるのは自分ではない。おもしろくないし積み上がらないなあなんて思っていました。

また、ただの愚痴なので面接ではオフレコでしたが、全部まとめてSaaS営業なんて言いますが、実際に契約する(売上を発生させる)のはフィールドセールスなので、ここが大して仕事もできないくせにめちゃめちゃ偉そうなんですよね。本当に本当に気に食わなかったです。

態度の面はもちろん、実際にフィールドセールスにだけインセンティブが出るしくみをクソだと思っていました。

前後に他部門の協力があるからこそ成り立っているのに何様かとね。

そんな不満が爆発したので退職しました。1円もいらないからもうやりたくなかったです。

さて、退職したのでいよいよ無職での転職活動が始まります。

昨日の今日で退職すると伝えて即日やめたわけではないので事前に始めてはいましたが、冒頭でも出たような「書類は通るけど面接で落ちてしまう」を繰り返していました。

ここまでが本格的に転職活動を始めるまでです。

転職活動開始:転職理由と志望理由

さて、これを踏まえて転職理由と志望理由を考えていきたいと思います。

冒頭の質問をいただいたときにも書いたとおり、今までを振り返って「これまではこんな仕事をやってきた、それを踏まえて次はこういう仕事をしたい」というかんじで過去と未来をストーリーにしていき(←これが転職理由)、そこにその会社の社風など環境要素を補足していく(←これが志望理由であり企業選びの基準)イメージで作っていきます。

いちばん大切なのはストーリーの納得感で、次がやる気や意欲です。

転職理由の考え方

具体的な手順はこのようなかんじです。

  1. 事実とその理由を書き出す
  2. ここが嫌→こうなるのが理想に発想を変える
  3. その背景や理由を書き出してストーリーっぽくする
  4. 理想の状態にするためにしたことを入れる(多少盛ってもよい)
  5. ここまでを文章にまとめる

実際にこの手順に沿って書いてみます!

事実とその理由を書き出す

【事実】 インサイドセールスが嫌すぎてやってられない 

【その理由】 

・電話掛けてアポを取ったのにそのアポをするのは営業なのは屈辱 

・仕組み的に仕方ないのに数字を作る営業がえらそうにしている 

・なのに営業は仕事できない人ばかりでクソ 

・異動のフローはなかった

ここが嫌→こうなるのが理想に発想を変える

インサイドセールスが嫌→もっとクライアントと関わりたい

(既存営業時代にはコロナ前だったこともありたくさん顧客訪問していましたが、それが楽しかったので)

その背景や理由を書き出してストーリーっぽくする

・そもそも抱えている課題や背景が見えていない

・そういった部分を把握して解消していきたい

(この辺りができるようにならないと経験として積み上がらないと思った)

理想の状態にするためにしたことを入れる(多少盛ってもよい、何なら盛るべき)

上長に伝えて異動や業務範囲を広げるフローの提案

ここまでを文章にまとめる

転職理由はもっと自分の介在できる範囲を増やしたいと考えたことです。

これまでは一部分でしかお客様と関わることができず、そもそもの課題や背景が見えていないことがあり、そういった部分を把握して解消していくために広い範囲で携わっていきたいという思いが出てきました。

上長に考えを伝え異動フローの作成を提案したのですが難しかったため、転職を視野に入れました。

企業ごとの志望理由の考え方

上記の転職理由が叶えられる企業を探して、どこがいいと思ったかを伝えるのが志望理由ですね。

もうこれは企業によってまちまちなので毎回用意しないといけないですが、過去の自分の思考や経験に合う部分をホームページなど出ている情報からピックアップして絡めていくイメージです。

参考までに、私が某広告代理店を受けたときに実際に話したことを紹介します。

某広告代理店の志望理由

たくさんある会社の中から選んだ理由としましては主に2点ありまして、1点めが提案できる打ち手の広さとなっています。

自社でメディアをもっていたりする場合はそこへの掲載の提案が中心になったりですとか、持っていない場合でも例えばGoogle担当、yahoo担当、SNS担当というような分担になることが多いと思いますが、御社の場合はそこに境目がなくて幅広く提案できるので、よりお客様のためになっていけて、ひいてはそれが自分の成長につながっていくのではないかと思いました。

2点めについては、中小の会社さんやスタートアップの会社さんの成長に直接関与できるという点です。

某社に出向していたことがあり、そこで広告代理店のような役割をしていたのですが、そこでのメインのお客様っていうのがテレビCMでも見るような大企業が中心だったこともありまして、マスメディアの広告よりも予算がかからなかったりPDCAを回しやすいweb広告はスタートアップアップや中小の会社さんと相性がいいのではないかと当時から考えていました。

型はそのままマネしてみて!

あとがき

とまあ、転職理由と志望理由の作り方はこんなかんじです。

背景まで書いた方がわかりやすいかと思ったのですが長くなってしまいました。

ぜひご自身の過去を振り返るところから始めて、納得感のある転職理由と志望理由を作ってみてください!

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